恒例の夢シリーズでつ
えっと、概略はこんな感じで↓
俺は、何やら見たことの無い場所に立っていた。ここは……内装からして洋館か何かだろうか?
ただ、辺りに漂う何とも言えない嫌な空気や、どくろをかたどった飾りの付いた扉などが、ここがただの洋館では無いことは確かであることを告げていた。
しかしまた俺は、何でこんな所に……?
「ようこそいらっしゃいました。さあどうぞ、5階の社長室で社長がお待ちです」
気が付くと、目の前に死人のような男―――格好からすると執事―――が立っていた。
社長室……社長? ということは、ここはどこかの会社なのか。しかも、この口ぶり、前々から俺がここに来ることが決まっていたかのようだ。恐らく、何らかの依頼を受けてここに来たのか……?
「さあ、ご案内します。こちらです」
言うなり歩き出した執事の後に付いて歩く。
古そうな木製の階段を上っていく。階が変わっても、不気味な雰囲気は変わらなかった。
「不気味な所だ……」
恐怖こそ感じなかったが、常に伝わってくる寒気にも似た嫌な空気に耐えられず、俺は思わずぽそりと独りごとを呟いた。執事は……聞こえていなかったのか、無視したのかは知らないが、反応しなかった。
「着きました。この部屋です」
部屋の古ぼけたプレートには『社長室』と、ローマ字で書かれているようだった。ようだ……というのは、掠れて最後の方が読み取れないからだ。
「では私はこれで。他の候補者の方々の案内がございますので。さあ、どうぞお入りください」
どうやら、俺のような人間が他にもいるらしい。
ともかく、促され部屋に入る。このとき、警戒のためか、俺は自然と両手にそれぞれ一つずつ、得物を持っていた。
部屋は、立派な椅子と机―――やはり古ぼけているが―――が置いてある。いかにも社長室という感じだ。
しかし、部屋には誰もいない。
「……?」
訝りながらも机の方まで歩いてきたところで、少し後ろに殺気を覚えた。
「……!!」
振り向くと、またもやいつの間にか……今度は若い男が立っていた。社長……では無さそうだ。
真面目な雰囲気を漂わせた男……ただ、真面目とはいってもこの男の場合『任務を忠実にこなす暗殺者』とでも形容した方がしっくりくる真面目さだった。
「来たか……試させて貰う」
言った途端に爆発的な殺気が押し寄せ、瞬間的に男は俺の眼前に移動していた。
「……っ!!」
かろうじて、両手の得物で相手の刃物―――恐らくナイフによる攻撃を受け止める。
実は、両手の得物とは、見た感じごくふつうのそろばんである。しかし、何故かしっくりと扱えた。
そうして……決着は割と早い段階についた―――ちなみに、俺の得物はこの間に、そろばんの中に仕込んであった短剣に変わっていた。
何度か攻防が続いた後、俺の短剣が相手の首筋を捉え……しかし、相手の刃物もまた、俺の首筋を捉えていた。
両の刃が、互いの首筋の直前で、同時にピタリと止まった。
「……まあ、いいだろう。合格といったところか」
相手が刃を下ろす。それに倣って、俺も同様の動作をとる。
「最初から、その得物を使われていたら、危なかったかもしれん」
男はぽつりぽつり言い残すと、部屋を出て行った。
……とまあ、ここで目が覚めたか、それとも覚えていないのか、とにかくこの夢はここまででつ。
まっ、実際はうろ覚えな部分が多すぎるので、50%以上が脚色ですけどねっ(ぉ 特に台詞とか。
自分視点かつ、攻撃を受け止めた際などの感触は伝わってきましたが、身体は全くのオート操作ですた。他の人間に、憑依してるタイプの夢やね。
ま、俺の動きだったら、あの男に瞬殺されてますよぅ……。・゜・(ノД`)・゜・。 相当、動きが速かったなぁ……・
にしても、何故にそろばんで戦ったのか……? まあ確かに、10年前後習ってはいましたが。
そういや昔、友人が「そろばん拳法」などというネタを、言ったことがあったっけかなぁ……。まさかそれなのか、そうなのか!?
ああ、↑こんなん書くから、更新作業の時間が……(つД`)
MXは、現にもうそこまで迫っておるのだぞ!! あんなものが出てしまっては、もう更新は絶望的ではないか!!
……などと、どこかで聞いたことのあるようなことを言ってみるテスト。
でも、正直ヤバイかなぅ。今日を抜いたら、あと二日しか暇が……(;´Д`)